団体支援

2023/December

VOICE

支援を受けた学生の声

多様な経験を通じてサイバーセキュリティ人材を育成

奨励金採択テーマ
高度なサイバーセキュリティ人材を育成するプログラムを実施する

情報理工学部 3回生(RitsSec 代表) 石田 優希さん

日本でも大きな問題となっているサイバー人材の不足

私たちRitsSecは学内の学生を対象に人材育成プログラムを実施し、サイバーセキュリティ人材の育成を行っている団体です。現在、日本では海外から行われるサイバー攻撃の件数が年々増加しており、国の機関や企業がサイバー攻撃を受けることが多くなっています。また、そういった攻撃から国や企業を守るサイバーセキュリティ人材は2023年時点で約11万人不足していると言われており、深刻な問題となっています。この問題を少しでも解消するために、RitsSecではサイバーセキュリティに興味がある学生を対象に本プログラムを実施し、高度なサイバーセキュリティ人材を育成しています。また、学生を育成するだけでなく、学んだことを広めたり活動をアピールすることで、サイバーセキュリティに興味を持つ人を増やしたり、その手助けをすることでさらなるサイバーセキュリティ人材の増加にも貢献しています。

実践的な学習と多角的な経験

人材育成プログラムでは日々の基礎的なプログラミングやサイバーセキュリティの学習をサポートすることはもちろんのこと、学習したことや学んだスキルをアウトプットする場所としてコンテストに参加したりしています。他にもサイバーセキュリティを本職にしているプロの方から実践的なスキルを学ぶことのできるイベントなどに参加する機会を設けプログラム参加者のさらなるスキルアップを図っています。そして、プログラムの参加者は上記のような様々な機会を通じて確実に成長を遂げており、その結果として今年度だけでも、国際的なサイバーコンテスト「C2C CTF」での入賞、アイデア力と技術力を競うコンテスト「JPHACKS」にて本戦へ出場、「セキュリティ・キャンプ全国大会」「SecHack365」という国が後援しているプログラムの選考を通過するメンバーが出たりと顕著な成果を上げることができました。

もっと多くの人にサイバーセキュリティを知ってもらう

活動を通じて学んだことを発信したりすることで、サイバーセキュリティに興味を持つ人を増やすことも私たちの目標の一つです。活動で学んだことをこれからも積極的に発信し、もっと多くの人にサイバーセキュリティの重要性を知ってもらい、興味を持ってもらえるように努めていきます。これからもどうぞ応援をよろしくお願いいたします。

※掲載内容は取材時のものです

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