団体支援

2023/October

VOICE

支援を受けた学生の声

大阪いばらきキャンパス(OIC)から広がる新たな資源循環

奨励金採択テーマ
ボトルを再びボトルに戻すリサイクルの仕組みを企業と構築し立命館大学に浸透させる

経営学部 4回生(Bottle To Bottle代表) 三木 旭さん

茨木市のイベントで回収したボトルの分別作業中

学生団体Bottle To Bottleとは

私たちは「OICを起点に資源循環の輪を広げる」を理念として活動している団体です。現在、日本国内のペットボトルリサイクル率は86.0%と高い水準ですが、リサイクルされた中での水平リサイクル(別名:Bottle to Bottle 使用済みペットボトルが再びペットボトルに戻るリサイクル)実施率は20.3%です。しかし、水平リサイクルを行うことで環境負荷を軽減できるというデータがあります。水平リサイクルの実施率の低さに疑問を持った学生が「Bottle To Bottle」を2021年に設立しました。現在は、学内外に活動を広げております。

循環の輪を広げていくために

まず、学内で行う活動としては、水平リサイクルをしやすいボトル(中身がなく、ラベルやキャップがとられたもの)の回収ボックスの設置と運用、紹介動画・ポスター・学内イベントでの啓蒙活動などを行っております。また、今年度からは学外の活動にも力を入れており、昨年度から行っている企業視察に加え、立命館大学校友会のイベントや茨木フェスティバル、日本環境学会研究発表会にも参加しました。これらの活動により、学外へのBottle To Bottleの活動幅、そして認知度が少しずつ広がってきていると感じています。

今後の活動と来年度の展望

秋学期はボトルの回収や啓蒙活動に加え、学内で秋季新歓イベントを行います。また、茨木市に建設される「おにクル」のオープニングセレモニーやエコプロという展示会にも参加を予定しています。来年度以降については、ボトルの循環を広げることに加え、「OICを起点に資源循環の輪を広げる」という理念達成のため、資源循環をボトルという点だけにとらわれず、ペットボトルキャップの回収・リサイクルなど様々な形で広げていく予定です。

立命館大学大阪校友会のイベントで登壇する様子
Bottle Week活動の様子

※掲載内容は取材時のものです

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