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我が福井県の偉大な大先輩、白川静先生死去2006 年 11 月 2 日

漢字研究の第一人者で、古代甲骨文字から現代の漢字の成り立ちを研究し独自の文字学体系を確立した福井市出身の文化勲章受章者で名誉館友の校友、白川静先生(立命館大名誉教授)が10月30日午前3時45五分、多臓器不全のため京都市内の病院で死去した。96歳。

白川先生は、91年に菊池寛賞、96年に京都府文化特別功労賞、98年に文化功労者、99年に勲二等瑞宝章、2000年に井上靖文化賞、2002年に福井県民賞、2004年に文化勲章を受章した。福井、京都両市では名誉市民。と先生の研究が認めれられ、数々の賞を受賞された福井県民の誇りとされる大先生でした。また、福井県立図書館内には、先生の功績を称えるとともに漢字の歴史や成り立ちを学ぶ契機として、「白川文字学の室」が常設されております。

ここにご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。


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