11月21日(土)午後4時30分から福井市の「ウェルシティ福井(越前の間)」で福井県校友会が第50回の記念大会を開催した。
司会は、福井テレビ「スーパーニュース」キャスターの松枝隆一アナウンサー(H3法)。吉田勝副会長(S39理)の開会の辞に続き、校歌斉唱。さらに物故校友へ黙祷を捧げた後、永多外男会長(福井テレビジョン(株)会長:S25法)が会長挨拶。続いて村尾敬治氏(福井市総務部長:S47産)を議長に議事を進行。澤田謙三幹事長(北陸自動車学校社長:S34法)の活動報告、錦織勝利氏(司法書士:S43法)の決算報告・予算案、清水俊裕氏(合同経営会計事務所:S53経)の監査報告を滞りなく承認。現執行部全員の再任を決定し古村隆一副会長(元福井市教育長:S33文)の閉会の辞で終了した。
引き続き川本八郎理事長をお招きして記念講演「立命館の昨日、今日、明日」が行われた。川本理事長は、学園の諸とりくみを振り返り、自己の発展に対応した組織整備を怠った組織は内部から崩壊していく。学園の到達点に奢るなかれ。現状を確認し高めて行く歴史観を教職員の組織的な自覚とし、学生中心の学園創造を貫くことが重要であると説かれ、「変化に迅速に適応したものこそが生き残る」というチャールス・ダーウィンの進化論を引用。大学という大きな度量を求める組織の継続的改革には事務職員の果たす役割が重要である。学園創「への校友の継続的な支援こそが母校立命館を前進させていくと感謝と激励の言葉を贈られた。
懇親会は、加納裕石川県校友会会長の乾杯のご発声で始まり、懇親のなかでは、志垣校友会事務局長が母校と各地の校友会活動の近況を報告。また、水口保福井県会議員(S45法)からは、学園の発展に対応して政治活ョに真摯に責任をもつ校友を増やすことの重要性が語られた。
約130名の参加者には福井県庁、福井市役所、福井商工会議所、福井銀行などまとまった参加やご夫婦、若手、女性の姿が目立った。さらに橋本好哲大和ハウス工業(株)福井支店長(S60産)ら新たに赴任された方の参加や数十年来立命館大学の卒業証書用紙を漉いて頂いている越前和紙杉原商店の杉原半四郎(S32経)さんなど多彩な参加者で溢れた。懇親の最後は応援団OB出村久仁男氏(S54文)のリードで応援歌を斉唱。坪井新一郎富山県校友会長による万歳三唱(なお、石川県校友会からは児玉弘毅幹事長、富山県校友会からは小川輝久事務局長がご参加頂いた)。山本隆治副会長(S29理)の中締めのご挨拶でお開きとなった。