第4回琵琶湖すうぶつゼミが2011年5月28日(土)に開催されました。
講演者は数物会会長中山 康之氏(’58物理卒 元立命館大学 理工学部 教授)、福島原発の事故からまだ2ヶ月余りという日の浅い中で、「チェルノブイリ原発から福島原発まで、そして若狭湾原発群は今 ―チェルノブイリ放射能の国内第1観測者が語るその真相―」という題目で講演されました。
原子力発電の基礎から、チェルノブイリ事故の際に日本国内で講演者が観測した放射性物質のデータ、アメリカで1970年代にレポートされた原子力事故の可能性(WASH-1400)、そして現在の福島原子力発電所の状況など、非常に興味深い内容でした。
聴講者は25名余りで、活発な質疑応答が行われました。