行程は鎌倉駅から十二所神社までバスを利用、神社には珍しい「うさぎ」の彫り物がある十二所神社に参拝、その後「頼朝時代の侍所の別当和田義盛の三男朝夷奈三郎義秀が一夜にして切り開いたと伝説ある」鎌倉から六浦に通じる朝比奈切通しに向けて徒歩による探索、切り通しには昔の苦労がしのばれる「のみの跡」がくっきりと残っていた。切り通しを抜けてしばらく行くと鎌倉の鬼門に当たる方向に頼朝が熊野三社大明神を勧請して、北条泰時が建立したと伝えられる熊野神社に参拝、更に一遍上人に帰依した作阿上人によって開かれた時宗の寺に向かいご本尊「阿弥陀如来および両脇侍からなる阿弥陀三尊立像」(重文)を拝観、住職の説明を拝聴した。これにて今回の探索は終了し、鎌倉駅近くの「割烹 魚さじ」にて遅めの昼食をとり午後4時頃魚さじをでると秋雨に見舞われたが幸いに皆さん雨具の用意があり、無事鎌倉駅に到着し解散した。参加者は10名。