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夏季広島茶会 2009年8月23日 (日)2009 年 8 月 26 日

第54回 立命館大学茶道研究部と、第1回立命館アジア太平洋大学APU茶道部 の合同茶会は、無事に終了いたしました。

タクシーで 国宝・安国寺に向かいました。入り口の山門では、二名の女子学生が案内をしてくれます。

本堂の前に、立命館大学茶道部と、立命館アジア太平洋大学の茶道部の部員、各二名ずつ、合計四名が受付をしています。

待合いは本堂、御仏様の御前で、どんな茶会が開かれるか、楽しくはやる気持ちを抑えます。

内部には、学生達の部活の活動写真や、野点傘が。これも、趣向をこらした学生らしいお茶会なのでしょう。

谷高部長の姿を見かけると、笑顔で飛んで来てくれました。昨年、十月に、広島での茶会と決まった時から、彼の苦労は始まったようです。

思わず、この半年間、連絡を取り合って微力ながらお手伝いさせていただいてきた時期を思い出し、お祝いの言葉をかけ立派な茶会ができたことに、心が熱くなりました。

平和都市・広島で開催される、立命館大学と、立命館アジア太平洋大学の初の合同茶会。平和の意味。茶道という日本文化の素晴らしさを国境を越えて、わかちあうことができた素晴らしいお茶会でした。

お席の案内がきます。一席目は、立命館大学茶道部の席です。掛け物は、末川博名誉総長筆 「書巻茶爐百廬融」です。

名誉総長に、お席でお会いできる。ふと、衣笠の大学を歩いているような気分になれました。

正客は、あとでお伺いすれば、APUの茶道部の先生と、三客は、茶道部OBでした。前後の席は、いろいろな流派の先生方がお越しになられ、皆さん、緊張された席のようでしたが、当席は学生が中心の和やかな席となりました。

二席目は、APUアジア太平洋大学の席でした。記念すべき第一回の席で、茶道部の部員も留学生が多く、お茶を出す着物姿の学生達。中国や、東南アジアの留学生が、お茶を運んでくれます。

お菓子は、京都のお菓子と、大分県のザボンのワイン漬けを二種盛りで、竹カゴに入れてありました。

お道具も、見立ての道具で、伝統的なお茶会とは違った楽しさを感じることができました。連れの友人は、お茶会が初めてで緊張していましたが、帰るときは、すっかり茶道のファンになっていました。

本当に素晴らしい感動的なお茶会をありがとうございました。

次は、名古屋での「オール立命館校友大会2009」と、秋の茶会で、三回生の活動は終わるとのことです。この夏の経験が、彼らを大きく成長させてくれたことでしょう。社会人になっても、茶道文化を広めていっていただきたいものです。


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