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立命館大学中華校友会が発足しました!2012年4月26日

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2012年4月21日(土)、立命館大学衣笠キャンパスにおいて、立命館大学中華校友会設立総会を開催した。総会には、校友、来賓、マスコミなど約200名が参加した。「立命館大学中華校友会」は「中華」にルーツを持つ校友同士が、立命館で学んだ学縁を大きく育て、親睦を深めつつ、立命館大学のさらなる発展と日中の民間交流に貢献することを目指し、2012年1月から設立準備委員会により準備が進められてきたものである。
 第1部の設立総会は、現在の立命館学園紹介ビデオと、校友である伍芳氏の古箏演奏のビデオの上映により幕が開いた。はじめに、設立準備委員会の周瑋生委員長(政策科学部教授)から立命館大学中華校友会の設立の経緯についての紹介があった後、同会の設立に関する議案の説明と審議が行われ、全ての議案が満場の拍手によって承認された。
 第2部の設立祝賀会は、校歌斉唱で始まり、来賓代表と中華校友会の役員が紹介された。続いて、文啓財中華校友会初代会長(1958年理工卒)が挨拶に立ち、「立命館大学中華校友会をこのように盛大に設立できることを大変嬉しく思う。立命館の教学理念である『平和と民主主義』につながる日中友好と世界平和を目指し、今後取り組んでいきたい。」と抱負を述べた。続いて、川口清史・立命館総長が祝辞の中で、立命館と中国の大学が連携した先進的な取り組みを紹介するとともに、「グローバルな人材育成には中国との関係が重要である。中国との新たなつながりを構築し、立命館と日中友好の発展につなげたい。」と述べた。さらに多数の来賓の中から、西村隆校友会副会長、于淑媛中華人民共和国駐大阪総領事館副総領事、太田昇京都府副知事が祝辞を述べ、門川大作京都市長の祝辞を川口伸太郎京都市総合企画局市民協働政策推進室大学政策課課長が代読した。
 また、黄耀庭大信実業株式会社相談役が、ご尊父の黄萬居氏が所蔵していた数多くの漢籍及び国書を立命館大学中国文化専攻に寄贈した功績を表彰するために、本会にあわせて寄贈式と立命館大学中華校友会名誉会員証授与式を開催した。その後、坂本和一・立命館百年史編纂室顧問(立命館アジア太平洋大学初代学長)による「立命館の学園創造と中国・立命館の友好関係―この半世紀―」と題した記念講演会が行なわれ、集まった参加者は熱心に聞き入っていた。
 第3部として、諒友館地下食堂で記念懇親会を開催。懇親会では、華発城中華校友会副会長の挨拶で始まり、来賓から野中廣務・立命館大学客員教授 (元内閣官房長官)、近藤昭一衆議院議員(前環境副大臣)、白西紳一郎社団法人日中協会理事長、薛建隆中華校友会副会長・台湾校友会会長が挨拶を行った。歓談の時間の中では、当日の準備・運営にも関った立命館大学中国人学友会代表の徐可さんから挨拶の後、色鮮やかな衣装に身を包んだ川劇変臉や、華麗な民族舞踊、そして男性3人による息のあった歌声が披露され、会場から盛大な拍手が送られた。
 最後に参加者全員での記念写真が撮影された後、銭学鵬副会長・立命館アジア太平洋大学助教による挨拶が行われ、閉会となった。

   立命館大学中華校友会は日本で初めての中国大陸、台湾、香港により、両岸三地(註:大陸、台湾、香港)の中国系校友が統一され成立した「中華」の名がつく中華校友会であり、その重要な意義が以下の3点から現れています。
①立命館大学だけではなく、全日本においても初の華人が対象とする校友会
②日中友好40周年で設立された校友会で、日中両国政府が注目する校友会
③海外校友会会長は副会長にも就任し、史上初の国境を越えた校友会                                                 
 「在学生のため、母校のため、校友のため」という中華校友会3つの行動指針を基づき、これから華僑華人卒業生校友サービスの充実、母校に対する寄付、在学生の就職支援などで幅広く活躍が期待されます。

                                           立命館大学中華校友会事務局


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